香川県高松市にある日帰り温泉「仏生山温泉 天平湯(てんぴょうゆ)」に行ってきました。
温泉らしからぬオシャレな建物と口コミから大人気。
しかも、オシャレなだけではなくて、お湯は炭酸泉の源泉かけ流しと本格派。
さらに、温泉の中で堂々と本が読めるという少し変わった温泉でもあります。
長湯と読書が大好きな人には一度は行ってもらいたい温泉です。
行くなら夏がおすすめ♪
仏生山温泉は外観も内装もオシャレ!モダン!今っぽい!
温泉の正面にある看板。
とってもモダンなフォントデザインです。
美術館のような外観です。
入口はスロープになっていてバリアフリー。
そのおかげか、高齢のおじいちゃんおばあちゃんがたくさんいました。
仏生山温泉の営業時間と料金
営業時間は、平日11:00~24:00。
土日祝は9:00~24:00。
夜遅くまで利用することができます。
料金は、大人(中学生以上)600円。
小人(3歳以上)300円。
スーパー銭湯的な料金設定です。
靴箱に靴を入れて、発券機で入浴料金を払うシステム。
この発券機からはオシャレさが感じられませんでした笑
入浴料以外にもお風呂アイテムが販売されています。
かなり良心的なお値段なので、手ぶらでふらっと行きそうになります。
- タオル 150円
- ひげそり 50円
- ヘアブラシ 50円
- 洗顔料 50円
- 歯ブラシ 50円
- バスタオル 500円
仏生山温泉の特徴「古本が並ぶ50m書店」
券をフロントに渡して入場。
白と木目と外の緑が綺麗な空間がひろがります。
天井が高くて気持ちいい。
中央にインテリアや香川県特産品が上品に陳列されています。
その奥は休憩スペース。
さらに奥に男湯女湯の入口があります。
仏生山温泉の特徴的なポイントの一つ。
通路に古本が一冊一冊平置きで並べられています。
ずらーっと並びます。その長さは50m!
気にいった本があれば、温泉の中に持ち込んで読むことができます。
濡れちゃってもいいように古本なのだとか。
読みやすい文庫サイズが中心なのもよく分ってらっしゃる!
一冊200円で購入することも出来ます。
50m書店の終着点には、気持ちよさそうな琉球畳の休憩スペース。
テレビもあります。
ガラス窓で開放的で気持ちいい!
直接日差しが入ってこないから眩しくありません。
目隠しがあるので視線も気になりません。
自宅のようにごろごろ寝転んでくつろぐ人が多数おられました笑
更に奥にはマッサージコーナーもあります。
すこし分かりにくいけど笑
時間は14:00~22:00。
ここでは、リンパの働きを助けるリンパマッサージを行っています。
料金は
- 頭と顔 30分 3,000円
- 頭と顔と腕 45分 4,500円
- おまかせ 60分 6,000円、120分 12,000円
仏生山温泉は低温浴の炭酸泉が目玉!
50m書店の間にある暖簾をくぐれば温泉です。
暖簾のデザインも可愛いですよ。
女湯は赤色。
ここからは写真がありません。
温泉にはいると、ガラス張り。
中心にグリーンがあるウッドデッキ。まわりにの露天風呂が数種類見えます。
天気がいいと脱衣所がとっても明るい。
ちょっと恥ずかしいかも笑
露天風呂の他に、洗い場のある内湯があります。
ヒノキの湯船でいい香りが充満しています。
温泉はこうでなくちゃ。
洗い場にはシャンプーやコンディショナー、ボディソープがありました。
椅子や風呂桶にはカビにくい素材で衛生的な「ハユール」。
実はぽしぞうも使ってます(ドヤ感笑)
温泉はというと、ぬるぬるするタイプの温泉!肌がすべすべになるやつです。
泉質は「ナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉(療養泉)」。
舐めてみるとしょっぱい。
pHは7.5。弱アルカリ性です。
温泉は源泉かけ流しと本格的!
贅沢だわ…湯量が豊富なのでしょうか。
露天風呂は3つあります。
奥にある露天風呂は家族風呂サイズ。
どれも結構せまいので、見張ってないと入れなさそう。
一つが誰も入っていなかった露天風呂があったので、急いで入ると
「とっても寒い!」
低温浴の炭酸泉でした。
誰もいない理由がわかりました笑
いきなり入ると寒いですが、他の湯船で体を温めてから入ると不思議と快適です。
浸かっていると炭酸の泡がシュワシュワ体にまとわりついてきます。
子供が楽しそうでした^^
冬は湯上りが寒いですが、夏はぬるくてちょうどいい。
本を読みながらずっーと入ってられます。
仏生山温泉のサウナも良かった。
高温のサウナではなく、床がほんのり温かくなっている低温サウナ。
タオルを敷いて寝て楽しむものです。
岩盤浴に近い。
息苦しさがなくて気持ちいい…寝てしまいます。
仏生山温泉には食堂もあります
温泉入口とは別の方向には食堂があります。
食事は22:00まで、飲物は23:30まで飲食ができます。
メニューはこちら。
どれもこだわりが感じられる美味しそうなメニューですが、お値段リーズナブル。
- こなべセット 1580円
- 牛かけごはん 730円
- ビーフカレー 730円
- 豆とチキンのカレー 730円
- とろろそば 500円
- たまごそば 380円
- 肉うどん 550円
- たまごうどん 380円
仏生山まちぐるみ旅館の「温泉裏の客室」で宿泊
「仏生山まちぐるみ旅館」は仏生山全体を宿泊施設のように利用できる取組み。
仏生山温泉の裏にある別棟「温泉裏の客室」で宿泊ができます。
しかも、チェックアウトした日の24:00まで仏生山温泉が無料で楽しめるという特典付き。
◯料 金(税込、食事なし)
1名1泊1部屋料金 6,800円/室 連泊は2日目から5,800円
2名1泊1部屋料金 9,800円/室 連泊は2日目から8,800円
お子様(~小学生)の宿泊はできません。
(小さな建物のため物音が響きやすくなっています。)
予約はメールか電話。
じゃらんなどにはありませんでした。
宿泊についての詳細(料金やチェックアウトなど)はこちらをご覧ください。
見てみると温泉裏の客室もオシャレな建物なんです。
香川県民だけど泊まってみたくなります!
番台さんは建築家!おもしろい試みが多い仏生山温泉でした
子供も高齢者も多く、老若男女に愛されているのがよく分ります。
部活帰りの学生も数人で来てました。
仏生山温泉は2005年にオープン。
仏生山温泉を掘り当てたのは、なんと番台さんのお父さんらしいです。
家族の反対を押し切って掘り当てたそう!
そして、仏生山温泉を設計したのは番台である岡 昇平さん。
オーナーでありながら建築家でもあります。
東京で建築家をしていて、独立後初めて手がけたのがこの仏生山温泉らしい。
詳細はこちらで語られています。
人柄が伝わってきます!
町全体で実験的な取組みをされてるのがとっても面白いです。
オシャレなカフェとかじゃなくて温泉なところもイイ。
新しい概念を作り上げてるって感じです。
新しい感覚や日々の生活、思考まで、影響を与えてる。
建築家って興味深いな、とつくづく思いました!
すごいよね。
仏生山温泉は、これからもっと面白いことが始まるんじゃないかな!と思わせてくれる温泉でした。
仏生山温泉 天平湯の店舗情報
- 住所: 〒761-8079 香川県高松市仏生山町乙114-5
- TEL: 087-889-7750
- 営業時間:平日11:00~24:00
土日祝 9:00~24:00 - 定休日:第四火曜日
- 駐車場有
- HP:http://busshozan.com/
- 宿泊:https://ja-jp.facebook.com/machigurumi/
ほんだら、また!