まんのう町の「まんのう天文台」で行われている観望会に参加し、天体観測をしてきました♪
一人200円、小学生以下無料で、少人数開催。だから、じっくり楽しむことが出来ます^^
天文台すぐ近くには、大川山キャンプ場があるので、「キャンプ&天体観測」の最高のアウトドア体験ができちゃいます!
他のキャンプ場では体験できません。
もちろん、そのまま帰るのもOKです。
駐車場もあるので、手ぶらでお手軽に天体観測が出来ます。
子供連れファミリーにも、カップルのデートにもとってもおすすめですよ!
- 住所:〒766-0202 香川県仲多度郡まんのう町中通1156−242
- TEL:0877-89-0619
- 営業時間:10:00~19:00(天体観測のスケジュールはまんのう町のHPで確認してください)
- 定休日:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
香川で天体観測するならまんのう天文台がおすすめ!香川で二番目に高い山にあって星空が綺麗に見えるよ
まんのう町と隣の徳島県の間にある大川山(だいせんざん)は標高1043mあり、香川県で二番目に高い山です。
周りには外光も少なく、観測にはうってつけの場所なので、肉眼でも「星空が綺麗!」と感じるはず!
その山頂付近に2014年に出来たのが「まんのう天文台」。
施設の最上階にはドームがあり、大きな望遠鏡が設置されています。
雪が降るので12月~3月末は休館となりますが、それ以外の金曜日、土曜日、日曜日は一般の人でも施設見学が出来ます。(10時から17時)
そして、金曜日、土曜日(日曜日もある場合も)は日没から夜22時ごろに「観望会」が開催されています。
要は天体観測ですが、これがとってもおすすめなんです!
おすすめのポイントは2点!
利用料金が安い
中学生以上一人200円で、小学生以下は無料(保護者同伴が必要)!
しかも、まんのう町民は無料で利用することができるんです。
少人数でじっくり楽しめる
望遠鏡を設置しているスペースの関係上、1回あたり定員10名(または20名)と少人数で行われます。
普通なら望遠鏡の前に行列になって、なかなか順番が回ってこないし、ゆっくり見れないのですが、まんのう天文台ならじっくり楽しめます。
まんのう天文台の観望会は事前予約が必要です!手続きの流れを紹介
観望会に参加するには事前に書類を提出して、予約する必要があります。
電話での予約は出来ません。
好きな時にぷら~っと行って参加できるわけではないので注意です。
予約はアナログな部分が多く「面倒くさいな…」と感じる方が多いと思いますが、あきらめずに頑張ってほしいです^^;
予約方法①:まんのう町HPで観望会のスケジュールを確認
スケジュールは、まんのう町のHPの「町からのお知らせ」欄で案内されています。
→http://www.town.manno.lg.jp/
毎月中旬くらいに翌月のスケジュールが公開されてます。
利用申請書の様式も同じページの中にあります。
予約方法②:利用申請書を印刷して記入
参加したい日付が決まれば、利用申請書を印刷して、必要事項を記入。
予約方法③:琴南公民館に利用申請書をFAXまたは持ち込み
開催日の一週間前までに琴南公民館にFAX(0877-85-2826)、または琴南公民館に直接用紙を持ち込んで申し込みを行います。
琴南公民館からまんのう天文台へ取り次いでくれます。
琴南公民館は休館日もあるので、FAXがおすすめです。
FAXが家にない人はコンビニのコピー機から送ることができます。(コンビニの店員さんに聞くと教えてもらえます)
ぽしぞうはドライブがてら琴南公民館に持ち込みしてみました^^
【琴南公民館】
住所:〒766-0202 香川県仲多度郡まんのう町中通875(googlemapはこちら)
スリッパに履き替えて、入って右手側にある事務室に提出します。
職員の方がすぐ天文台に問い合わせてくれた場合は、参加の可否がすぐに分かります。
予定が立てやすいので助かります^^
FAXの場合は、後日 参加の可否などの連絡が入ります。
料金料金は当日、天文台で支払う形になります。
まんのう天文台へのアクセス!駐車場もあります
観望会の開催or中止は、当日まんのう天文台に電話して確認する必要があります(0877-89-0619)。
天文台からは連絡が入らないので注意!
大雨など明らかに天気が悪い場合は、星空が見えないので、天体観測は中止になります。
その他、機材など不足のトラブルが起こった場合も中止になります。
開催が確認できれば、まんのう天文台へ向かいましょう!
事前に参加者の確認や支払いがあるので、開始の10分前までには到着するようにしましょう。
まんのう天文台へのアクセスですが、まずは国道438号線を徳島方面に進みます。
この標識から山のルートになります。
山道で細い道ですが、整備されているので比較的走りやすいです。(大きな車だとちょっと大変かも)
一本道で看板も多く、施設は道沿いに有るので迷うことはないはず。
季節によっては真っ暗で明かりが目立つため、わかりやすいです。
【まんのう天文台】
住所:〒766-0202 香川県仲多度郡まんのう町中通1156−242(googlemapはこちら)
駐車場は施設の奥に3台ほどあります。
駐車できなければ、すぐ近くにある大川山キャンプ場の駐車場を利用するか、職員さんの指示に従ってください。
まんのう天文台で観望会(天体観測)に参加した体験談!子供も大人も楽しめます!
入り口は正面にある入り口から入ります。
2014年の建物なので、とても綺麗です^^
名前を告げて、支払い手続き等を終わらせます。
開催まで時間にゆとりがあれば1Fの展示室に案内されます。
そこには数々の天体写真!
太陽や木星や火星などの惑星。それにニュースにもなった彗星の写真や星雲や星団まで。
どれもまんのう天文台で観測&撮影されたものばかり^^分かりやすく教えてくださいます♪
施設の方はとってもフレンドリーで親切ですよ♪
図鑑に載ってるような写真ばかり!知的好奇心が刺激されますね!
宇宙飛行士の山崎直子さんのサイン色紙もあります^^
1Fにはトイレがあるので、天体観測前にお手洗いを済ませておきましょう!
開始時間前になると2Fに案内されます。
こちらのスペースで、当日の夜空や星座など20分くらいの映像を見ます。
派手な映像ではないので、子供はちょっと退屈するかも^^;
(使ってるソフトはこれかな?と予想 https://www.astroarts.co.jp/products/stlnav11/index-j.shtml)
参加者は子供連れの親子が多かったですが、ご夫婦やカップルなど大人だけのグループもいました♪
そのあとは、階段を登って建物の上の望遠鏡へ向かいます。
子供はスリッパを脱いで上がるように指示がありました。
更にもう1つの階段を登ります。
結構狭くて、天井が低く、足幅も狭いので注意して進みます!
天井が半球状になったドームに到着!真ん中には大きな望遠鏡があります!
明るい場所で目が慣れていると、星が見えにくいのでドームの中は薄暗いです。
TAKAHASHIと書かれた30cm反射式望遠鏡、13cm屈折式望遠鏡、6cm太陽望遠鏡。
星の動きを追尾する赤道儀も立派です。高いんだろうなあ…
一つ一つどんな役割があるのか丁寧に説明してくれます^^
望遠鏡を囲んで席に着席。大人が10人入ると狭そうです。
天井は一部が開閉し、そこから望遠鏡で星空を観測します。
外気温とほとんど一緒で肌寒い…!山頂なので尚更寒く感じます。
暖かい服装や調節できるものを準備しておいたほうがいいです。
パソコンで観測ポイントをセットすると、望遠鏡が自動で向きや角度などが調節されます。
セットした後も星の動きに合わせて望遠鏡が動いたり、ドーム自体も自動で動きます!かっこいい!
機材にぶつからないように席で大人しくしておきます。
この日最初に観測したのは、M3という球状星団でした。
望遠鏡で覗くと小さい星が無数に見える星のあつまりです^^
職員さんがレンズやピントなど微調整をしてくれたあと、一人ずつ順番に望遠鏡を覗いていきます。
「これがそうかな?」と見えにくいものもあるんですが、さすがプロです。
すかさず「見えにくいと思いますが、目がなれるまで見ていると小さな星が見えてきますよ^^」とアドバイスしてくれます。
小さな子供でも見えるように踏み台もあります。
その後は、二重星(にじゅうせい)。
これは肉眼で見ると1つにしか見えないのですが、望遠鏡で見ると実は2つの星が近距離にある星のことを言います。
色が違うもの、光の強さが違うものなど、いくつか見せてくださいました。
同じ二重星と呼ばれるものでも種類があるんですね!
少人数なので質問や感想も色々飛び交います^^結構大人の方が楽しんでる感じ(笑)
この日は定員20人の日で、申し込みが多かったらしく2部制でした。
スタートから終わりまで大体1時間。
1時間だと「楽しかった~でも、もうちょっと見たかったな~」という感じ。子供も飽きずにイイところで終了できます♪
参加人数が少ないと2時間程度 体験できるのかもしれません。
最後にグループごとにお土産をいただきました。
最初に見たM3 球状星団の撮影写真。
2016年に撮影されたもののようです★
お土産までいただけるなんて…感動!いい記念になりますね^^
「惑星が見えるともっと面白いんですが、今は惑星の位置的に見えないのでね…この夏は見えるので、また来てくださいね!」ということでした^^
解散後もすぐに帰る人は少なく、付近で星空を眺めている人が多かったです。
まんのう天文台で観望会・天体観測を もっと快適に楽しむ方法
暖かい格好
寒いとトイレも近くなるし、集中できません。
防寒着やサッと使える小さめのブランケットなどあると快適です。
ドーム内は狭いので、邪魔にならないようにしましょう。
懐中電灯
施設の外は真っ暗です。
懐中電灯があると安全に移動できます。
双眼鏡
肉眼でも星がたくさん見えますが、双眼鏡があると更に楽しめます。
プレアデス星団(スバルと呼ばれます)など、いくつも星が集まっている状態が分かります^^
2000円程度でもちゃんと活躍してくれます。
ライブやフェス、発表会やスポーツ観戦などなにかと役立ちます。
星座早見盤や方位磁石
星座早見盤や方位磁石を準備しておくと、子供の勉強にも役立ちます。
星が探せるアプリ
Star Walk 2、星座表という無料アプリが簡単に使えておすすめです^^
知りたい星空にiPadを向けるだけでいいので、とても見つけやすいです。
(スマホでも使えますが、画面が小さいので子供にはiPadがおすすめ)
※まんのう天文台は電波が悪いので事前にインストールしておきましょう。
大川山キャンプ場
観望会の参加者には大川山キャンプ場を利用している人が多かったです^^
日中はキャンプ、夜は天文台で星空、という、他のキャンプ場では楽しめないスペシャルな1日になりますよ♪
※夜は冷えるので暖かい装備が必要です。
もちろん、自分自身で望遠鏡を購入して、一晩中楽しむのもアリです♪
振動もないので長時間露光での撮影も綺麗にできます。
→Vixenの望遠鏡を見てみる
まんのう天文台の店舗情報
頻繁に通える場所ではありませんが、貴重な体験が出来ます^^
夏はもっと見える天体も多いそうなので、夏休みは是非まんのう天文台へ♪
- 住所:〒766-0202 香川県仲多度郡まんのう町中通1156−242
- TEL:0877-89-0619
- 営業時間:10:00~19:00(天体観測のスケジュールはまんのう町のHPで確認してください)
- 定休日:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
- 駐車場有
- 完全禁煙
- HP:http://tenmon.town.manno.lg.jp
ほんだら、また!