昔はたくさん飛んでいたホタル。
今ではなかなか見ることが出来なくなって、貴重な光景になってしまいました。
そのため、ホタルが見れる!というスポットは、どこもすごく混雑します…。
その一つが「ほたる見公園」。
毎年ホタル鑑賞を楽しんでいるぽしぞうが、ほたる見公園以外のおすすめの穴場スポットを紹介したいと思います♪
その他、ホタルがたくさん見れる条件や、ホタルの生態や鑑賞時の注意も紹介!
あの幻想的な光がさらに切なくいとしく感じることが出来るはずです★
ほたる見公園がおすすめじゃない理由
ほたる見公園は公園はとても広いし、それなりの数が飛んでいます。
水車もあって素敵な場所なんですが…。
駐車場が少ないため、時期によっては凄い車とバスが訪れて路駐まみれ…
難易度が高い場所になります。警察が出動することもあります><
残念な思い出が多くて行かなくなりました…
まんのう町でホタルが見える穴場スポット
【穴場スポット】かりんの郷老人福祉施設付近
ほたる見公園から数キロの場所にあります。
かりんの郷老人福祉施設から西へいく道付近にホタルがいます。道沿いからでも数匹見かけることができます。
田んぼのあぜ道に侵入してウロウロする人がいますが、近隣住民の迷惑になるので辞めましょう。
【穴場スポット】久保神社付近
有名なパン屋さんカレンズから西に進むと、久保神社付近にたどり着きます。
金倉川沿いの道のため、ホタルがふわふわ舞っています。
ホタルを鑑賞するための準備とポイント
時期と時間
6月初旬から中旬まで。
まんのう池のゆる抜きがある時期までです。
こんな条件が揃うとホタルがたくさん飛んでいます。
- 雨上がりの湿度が高い日
- 月明かりがない日
- 風がない日
- ホタルの活動が活発になる時間は、3回(19時~21時頃、23時頃、2時頃)
一番活発になるのは19時~21時頃
場所
綺麗な水と土がある環境で生息します。
川ぞいに注目するようにしましょう。
危ないので近づかないこと!
衣類
ホタルを見に行くんですから、虫除けスプレーは厳禁です><
虫に刺されないように長袖長ズボン。
足元もスニーカーにしましょう。
蒸し暑いのでうちわを持っていくと快適です。
ホタルを鑑賞する時の注意
ホタルは強い光が苦手
懐中電灯やスマホやカメラのフラッシュや車のライト。
強い光をホタルに向けたり、ホタルがいそうな所に向けるのは絶対にNG。
警戒してしまい、草の中に隠れて飛ぶことが出来なくなります。
ホタル観賞する時には、最低限の光にとどめましょう。
ホタル同士の求愛活動を邪魔しない
ふわふわ光りながら飛んでいるのはオスのホタル。
メスは草影に隠れてかすかに光っているそうです。
求愛活動はオスがメスの約20cmそばに行き、パッパッとストロボ発光しメスがこれに答えて1回 光を出すとOKのサインで交尾します、メスが光を出さないとオスは次のメスを探します。
(参照http://www.kct.ne.jp/~fushi/kojima/hotaru/seitai.htm)
光るのは求愛活動。邪魔をするとホタルは増えません。
ホタルを捕まえてはいけません
ホタルは1年かけて卵から成虫になります。
- 6月:産卵
- 7月:孵化して幼虫になり、すぐ水中で生活。
- 8月から来年4月:水中で成長
- 5月:湿った土の中でさなぎになる
- 6月:羽化
成虫になって飛ぶことが出来る期間はたった2週間程度。
とっても短い命なんです…切ない…。
来年もホタルが見れるように、優しく見守るだけにしましょう!
周辺住民にも迷惑にならないように
大きい声で騒いだり、ゴミを置いて帰ったりするのはNG。
住民の方々に迷惑がかかります。
勝手に敷地内に入らないようにしましょう。
来年もホタルの光を見るためにできること
ぽしぞうが小さいころには、光で隣の人の顔がはっきり見えるくらいいたホタル。
居すぎて気持ち悪いとすら思っていたのに…^^;
本当にめっきり見なくなりました。切ないです。
川も道も綺麗になるのは嬉しいですが、ホタルやそれ以外の動植物にとっては住みにくい環境なんですよね。
簡単にどうこうできる問題じゃないけど、ホタル鑑賞の時期くらいは彼らの邪魔をしないでそっと見守りつつ、楽しむのが最低限のルールかな…と思ってます。